第1回香川地方会報告 会長:香川労災病院脳神経外科部長 藤本俊一郎
第1回医療マネジメント学会香川地方会は平成14年3月9日に丸亀市の丸亀市保健福祉センタ−で開催されました。教育講演として関東病院の坂本すが看護部長の「クリティカルパスの導入」を、特別講演として宮崎久義理事長の「クリティカルパスと病院経営−現況そしてこれから−」をお願いし、一般演題の募集とともに、学会への参加をお願いしましたところ、14題の一般演題と約300名の参加が得られ、盛会となりました。
一般演題の内容は「電子カルテ」、「呼吸器疾患に対するパス」、「転倒・抑制」、「パスの導入および改善」と多岐にわたっており、質疑応答も活発で、坂本先生からお褒めの言葉をいただきました。形見重男 香川県医師会長と須崎正則 丸亀市医師会長もおいでになり、講演をお聞きになり、オークラホテル丸亀での懇親会では55名で、さらに情報および意見交換をおこないました。第2回地方会は三豊総合病院の陶山文三先生のお世話で開催されることになりました。
第1回地方会の開催にあたり県下全域の公立病院を中心にご案内とともに役員としての運営への参画をお願いしましたところ、18施設から参画するとのお返事をいただき、医療マネジメント学会が対象としている分野への関心の高さがうかがわれました。第1回は成功裏に終わりましたが、今後の地方会の運営について役員と協議を重ね、看護師、薬剤師などコメディカルからも参加していただき、より発展してゆくようにしたいと考えています。
会場風景
|
|
第2回東京地方会学術集会報告学術集会事務局: 東京医療センター診療部長青木誠
第2回医療マネジメント学会東京地方会学術集会が、平成14年3月16日(土)、国立病院東京医療センターにおいて田中靖彦院長を会長として開催されました。
練馬総合病院院長飯田修平先生による特別講演「品質管理手法の医療への展開」と一般演題28が企画されました。
飯田先生は医療界に品質管理手法を導入する必要性を力説され、その基本的考え方や手法の紹介に続いて、「医療の質」の改善に「品質の管理手法」を応用した自施設での経験を1時間にわたって講演された。
安全医療推進と患者様満足度の研究関連の11演題は口演発表形式で行われましたが、最後まで席を立つ人のいないほどの活発な質疑応答が行われました。
クリティカルパス関連の17演題はポスター展示されたクリティカルパスの説明発表に引き続いて討議する形式でおこなわれましたが、パスを目の前にしての熱いディスカッションが各所で展開されました。
開催まで時間的に余裕のない学術集会でしたが、東京地方会員の一致協力で実りある会となりました。
会田中靖彦会長挨拶
北海道地方会活動報告事務局:国立札幌病院呼吸器科医長 磯部 宏
平成13年は5月に北海道地方会設立記念学術総会、10月に第1回北海道地方会を開催しました。各回とも北海道全域から多くの参加者にお集まりいただき大盛会でした。平成14年は函館五稜郭病院を当番幹事として、第2回の地方会開催を予定しております。期日は10月12日(土)、場所は札幌市中央区北4条西5丁目のアスティ4・5ビル内、アスティホールとしました。開始時間は未定ですが、前2回の盛況な会を振り返り、今回は午前からの開催に向け、当番幹事を中心に準備をしているところです。
|