医療マネジメント学会第４回九州・山口連合大会は，「質の向上と効率化の両立」をメインテーマに掲げ、10月29日（土）、30日（日）の2日間，福岡市の九州大学医学部百年講堂及び同窓会館において開催させていただきました。
大学病院でこの会を主催するのは初めてということで、過去の大会のプログラムを参考にさせていただきながら、病院全体で準備を進めました。会場が決まるのが遅れたり、ご案内が遅れたりなど、不手際が重なり、一体どれくらいの方が参加してくださるのだろうと心配しておりましたが、一般演題は135題、クリティカルパス展示は106題と予想を大幅に上回る応募をしていただきました。事前登録が660名と少なめでしたが、最終的には，900名弱の参加をいただき、大変盛会でした（図は参加者の地域別分布）。
|
|
|
十時忠秀 会長
プログラムは，特別講演に「陶芸の道 〜心〜」と題して、人間国宝の井上萬二氏にお願いいたしました。本学会理事長の宮崎久義先生には、「いかにして良質の医療を提供するか」と題して、基調講演をしていただきました。その他にも教育講演３題、シンポジウム５テーマ、クリティカルパス総合講座４講座を準備いたしました。さらに、国立病院機構熊本医療センターの皆様の全面的なご協力により、クリティカルパス実践講座も実施することができました。
本来なら、教育講演、シンポジウム等は多くの皆さんが聞きたいと思う内容ですから，その時間帯は他の演題と重ならないように、計画しなければならないのですが、期間の制限上、今回は並列で行わざるを得ず、皆様にはご不満であったろうと存じます。またクリティカルパス総合講座は割り当てた会場が狭く、ご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。クリティカルパス展示の質疑応答に対応していただく時間を、発表者ご自身に決めていただくようにしたのは発表者の皆さんにもできるだけ多くの演題を聞いていただけるようにということと、十分な討論の時間をもっていただけるようにとの配慮からです。
学会運営は全て佐賀大学附属病院のスタッフのボランティアで行いました。とても負担が多く大変でしたが、信頼関係が深まり、得たものは大きかったと感じております。不行き届きの点は多々あったと思いますが、チームワークに免じてお許し下さい。
11月も半ばを過ぎ、朝夕は冷え込みが厳しくなって参りました。体調を崩されぬようくれぐれもお気をつけ下さるようお願いいたします。
なお、来年は2006年11月24日(金)〜25日(土)の２日間、国立病院機構 西別府病院院長 森 照明先生 会長の下、大分県別府市のビーコンプラザにおいて、開催されます。
|
|
第8回学術総会
セミナー報告
地方会報告
分科会案内
地方会案内
入会案内
