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2002年9月1日          医療マネジメント学会News Letter            第9号(5)
地方会開催報告 セミナー開催案内
第4回熊本地方会報告
    世話人:熊本赤十字病院副院長 東 大弼

 平成14年4月20日、熊本県立大学講堂を会場に第4回医療マネジメント学会熊本地方会を開催いたしました。当日は朝から大雨洪水警報が出されるなど、あいにくの天気ではありましたが、昨今の医療マネジメントへの関心の高まりから、会場には300名近くの参加者が詰め掛け、立ち見が出るほど盛況でした。


会場風景

 今回は一般演題発表、特別講演、シンポジウムの3構成とし、一般演題では各医療機関で取り組んでいるパスの事例をはじめとして、 連携パスのアンケート調査結果報告やインフォームドコンセントのさらなる徹底などパス導入後の今後の課題等について発表が行われました。
 特別講演では名古屋大学の山内豊明先生から「クリティカルパスの本質と今日的な課題」をテーマに、なぜ医療現場にパスの導入が必要なのか、どうしたらうまく導入できるのか、これからの問題点などパスの理論背景、パスの概要・開発過程、導入に際しての要点について講演が行われました。
 また、シンポジウムでは「パス導入時の問題点、導入後の問題点」をテーマとして、各医療機関の実際を交えながら活発な意見交換が行われ、会場からも質問が飛び交い、終始熱心な討議が行われました。
 今回の開催にあたりましては、各方面のご協力により、おかげ様をもちまして無事終了することができました。関係各位のご協力に対し厚くお礼申し上げますとともに、平成15年春に開催予定の次回も今回以上に盛況になることを祈念いたしまして、第4回熊本地方会の報告といたします。


シンポジウム風景

-第3回リスクマネジメントセミナー開催案内-

テーマ:リスクマネージャーの役割と分析方法論
日 時平成14年11月16日(土)12:00〜17:10
場 所国立国際医療センター
国際医療協力局5階大会議室
東京都新宿区戸山1-21-1
プログラム
開  会 13:00
医療マネジメント学会理事長 宮崎久義
基調講演@13:10〜13:40
「医療安全推進総合対策について」
厚生労働省医政局総務課医療安全推進室長
新木一弘
基調講演A13:40〜14:40
「インシデント・アクシデント分析手法の現況と課題」
国立保健医療科学院 政策科学部長
長谷川敏彦
シンポジウム15:00〜17:10
@「インシデント報告システムよりの報告 」
国立長野病院副院長 武藤正樹
A「事故要因分析手法
 (4M4E、SHELL.根本原因分析)について」
日本医科大学医療管理学教室助教授
高柳和江
B「輸血インシデント事例報告」
東京医科歯科大学大学院医療管理学分野教授
河原和夫
C「薬剤師とヒューマンエラー」
新医療教育企画代表 井出口直子
D「リスクマネージャーの活動について 」
聖路加国際病院リスクマネージャー
寺井美峰子
参加費(資料代含む)
学会員 2,000円、非学会員 7,000円
定 員  200名
(定員を満たし次第締め切らせて頂きますのでお早めにお申込み下さい)
受付期間
学会員:平成14年9月17日(火)〜
      平成14年10月31日(木)
非学会員:平成14年10月1日(火)〜
      平成14年10月31日(木)
問合せ先
医療マネジメント学会事務局
〒862-0901熊本市東町4-11-1
国際保健医療交流センター内
TEL096-360-9099 FAX096-367-9001
E-mail kensyu@silver.ocn.ne.jp
http://www3.ocn.ne.jp/~jhm/index.html