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2000年7月1日            医療マネジメント学会News Letter           第1号(4)
(C会場発表風景)

C会場

 県立劇場の大会議室が医療マネージメント学会のC会場に割り当てられました。1日目は2セッション12演題、2日目は5セッション27演題の発表が行われました。大会議室は県立劇場の地下1階に有り、会場はスクール形式で机・椅子席を200席用意しました。これまで何回か県立劇場での学会に出席した経験から半分も入るかなとの予想をしていました。ところが明けてびっくり、1日目の「整形外科」のセッションから満員になりあわてて通路に予備の椅子40脚をならべました。2日目は今日は少ないだろうと予備の椅子はしまっておきましたところ、「平均在院日数・評価」のセッションがはじまるとアッと言う間に満席になり、また予備の椅子を並べました。その後も次々に聴衆が増えて入り口付近にたむろし、会場内に入れない状態が生じました。「大盛会だね」と言ったところスタッフの一人から「会場に入れないのは開催者の責任問題です」と怒られ、これはいけないと急遽、座長にお願いして演題の合間に休息時間をとってもらい、前方の机をしまって椅子席を増やして入場可能な席を増やして、なんとか全員入場して頂きました。一般演題のみの演題で200席の会場がパンクするのは始めての経験で、いかにクリテイカルパスに対する関心が高いかを改めて痛感しました。
学会では、医師以外に看護婦、理学療法士、薬剤師等多種の職種の方々が発表され、それぞれの立場の違いが解り興味深いものがありました。特に学会では看護婦さんの張り切りぶり、熱心さが際だっていました。担当施設である国立熊本病院の看護婦さん達も発表に、討論に、また聴衆としてあるいはスタッフとして大活躍されました。この情熱を今後、研究の計画、プレゼンテーションの方法、前もって予演会を開くなど全職種で取り組むとさらなる質の向上を計れると感じました。
 会場運営は準備から運営まで御指導いただいた院長、副院長、野村先生、事務の方々、ま た当日は座長、大方の演者、C会場スタッフ(医師、看護婦、学生さん、ボランティアの方)の御協力により、「満員御礼」の事態もありましたが、一応無事に終了する事が出来ました。

御協力を感謝致します。 学会を通じて、クリテイカルパスは今後、患者と医療者をつなぐ架け橋になるのと同時に来るべきDRG/PPSに不可欠なものになって行くと感じました。

(責任者:池井 聰)