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2004年9月1日          医療マネジメント学会News Letter            第18号(4)
地方会開催報告
第2回長野地方会
    学術総会長:慈泉会相澤病院院長 相澤孝夫

 平成15年5月25日、春爛漫の信州松本に於いて、好天にも恵まれ、第2回長野地方会を開催することができました。第3回地域医療連携協議会を同時開催したこともあり、200名を超える参加をいただきました。
 主題を「患者様に感動を与える医療とは」とし、高知県・高知市病院組合理事・瀬戸山元一先生による特別講演「患者さん中心の医療」、東京医科歯科大学助教授・阿部俊子先生によるランチョンセミナー「生き残る病院とパス」をご講演いただき、フロアとの間で活発な質疑応答が行われました。午後には、理事長講演「DPC対応型クリティカルパスについて」、シンポジウム「患者様に感動を与える医療とは」、クリティカルパスとリスクマネジメントを中心とした一般演題10題および展示演題5題の盛りだくさんの内容で、参加者にとって有意義な地方会であったと思われます。


会場風景

第3回長野地方会
    学術総会長:北信総合病院院長 西村博行

 平成16年5月22日、肌寒い天候ではありましたが、信州中野の地で第3回長野地方会を開催させていただきました。例年のように第4回地域医療連携協議会を同時開催いたしました。
 今回はメインテーマを「患者が参加する医療とは」とし、特別講演を松本浅間温泉神宮寺の高橋卓志住職さんにお願いしました。お寺を広く開放し、ボランティア活動を精力的に実践して得た体験をお話していただきました。ランチョンセミナーはクリティカルパスの問題を、教育講演にはDPCの問題とEBMに関する演題をお願いしました。
 また、「患者が参加する医療とは」に関するシンポジウムには、患者さんの積極的な参加のもとに「カルテ開示」を実践している島津メディカルクリニック島津院長と当院で長年音楽療法を実践していただいている永田名誉院長をお迎えしました。
活発な質疑応答もあり、有意義な1日になったと考えています。


会場風景

第3回青森地方会
  当番世話人:八戸市立市民病院院長 三浦一章

 第3回医療マネジメント学会青森地方会が、平成16年7月3日八戸市において八戸市立市民病院 三浦一章院長を当番世話人として開催されました。本会は一般演題13題と調査報告1題、特別講演1題で構成され、一般演題はリスクマネジメント関連が4題、クリティカルパス関連が6題、医療連携関連3題と非常に盛りだくさんの内容から成り、県内各医療機関の事例報告とそれに対する熱心な討論が繰り返されました。
 調査報告は弘前大学医学部第一外科 福田幾夫教
授による『青森県における肺静脈血栓塞栓症予防の現況:アンケート調査結果から』、特別講演は市立堺病院の清水潤三外科医長と福森華子看護師による『SSIサーベイランスと周術期感染対策』という内容であり、いずれも活発な質疑応答がありました。本地方会は医師、看護師を中心に約250名と非常に多くの参加者をかぞえ、大盛況のうちに閉会しました。なお第4回青森地方会は来年5月弘前市において弘前市立病院 松川昌勝院長を当番世話人として開催する予定です。
  (文責:青森県立中央病院循環器科 藤野安弘)


第1回鳥取地方会
    会長:山陰労災病院院長 川崎寛中

 平成16年7月3日米子コンベンションホールで、第1回医療マネジメント学会鳥取地方会を開催しました。テーマは『今、改めてクリティカルパスを見直す』とし、シンポジュウム「各施設におけるクリティカルパスの現状と問題点」には9演題、一般演題23、クリティカルパス展示50の発表がありました。
 特別講演は医療マネジメント学会理事長の宮崎久義先生が【医療マネジメント学会からの情報発信―クリティカルパスを中心に―】と題しご講演をされ、ランチョンセミナーにはNTT東日本関東病院の坂本すが看護部長から【パスとリスクマネジメント】のご講演をいただきました。お二方には具体的且つ実践的なお話をしていただき、活発な質疑応答が行われました。鳥取県では初めての開催にもかかわらず、参加者は県外の参加者も含め304名で、医療マネジメントに対する関心度の高さがうかがわれました。
 来年は9月3日鳥取市民病院担当で開催予定です。
   (文責:山陰労災病院第二消化器外科部長
                  若月俊郎)


会場風景

第7回静岡県地方会
当番世話人:聖隷浜松病院
        クリティカルパス委員会委員長 町田浩道

 連続真夏日が続く8月7日、第7回静岡県地方会が行われました。酷暑に加えお盆休み前のクリティカルな時期にも関わらず251名と多数の参加がありました。医療過誤の増加、DPCの導入等に伴い各病院での迅速な対応が求められています。医療マネジメント学会にはそれらに対する検討・評価、具体策等が期待されて参加者の増加になったと思います。
 クリティカルパス展示および質問対応は午前から行い、午後まで展示は続けました。クリティカルパスは7施設(24疾患)の展示がありました。口演発表(14題)は午後から行い、多くの施設、職域からの発表があり真剣な討論がありました。最後に特別講演として浜松市医療公社理事長の菅野剛史先生から「DPC導入への要件」と題した講演が行われ、時期を得た講演で熱気のこもった質疑応答がありました。  出席者の皆さん活発な討論ありがとうございました。


会場風景
書籍のご案内
「クリティカルパス最近の進歩2004」

企画・編集/医療マネジメント学会
B5判/約250頁/定価4,200円(消費税込)
標準クリティカルパス作成ソフト収載CD-ROM付

問い合せ・申込先
 株式会社じほうhttp://www.jiho.co.jp/
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 東京都千代田区一ツ橋2-6-3一ツ橋ビル
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