医療マネジメント学会設立の経緯

<学会設立経緯>
 医療マネジメント学会はクリティカルパス研究会の活動を基盤にして設立致しました。クリティカルパス研究会はクリティカルパスを中心にした医療マネジメントのノウハウやツールを研究・開発する目的で、有志の医療関係者が集まって作られ、1998年6月より活動してまいりました。その活動内容は後述の通りです。 1999年6月に第1回クリティカルパス全国研究交流フォーラムを開催(つくば市)した後、クリティカルパスに止まらない、研究活動の更なる拡大を目的に学会に移行することが研究会幹事会及び総会において決定されました。またクリティカルパス研究会の活動自体は、学会の下で研究部会として活動することになりました。1999年11月5日現在の会員数は約90名です。学会設立までの流れは下記の通りです。
・1999年7月 クリティカルパス研究会の内部に学会設立プロジェクトチーム発足。
メンバーは、宮崎久義氏(国立熊本病院院長)、武藤正樹氏(国立長野病院副院長)、坂本すが氏(NTT東日本関東病院看護部長)、松島照彦氏(筑波記念病院副院長)、都直人氏(医療法人愛優会最高経営責任者)、齋田トキ子氏(東北大学医学部医療管理学教室)、渡辺明良氏(聖路加国際病院総務企画課係長)、津村宏氏(NTTサイバーソリューション研究所主幹研究員)、渡辺正見(財団法人日本総合研究所仙台事務所)
・1999年8月 第1回学会設立プロジェクトチーム会議開催
学会名称、学会会則、学会活動内容等の決定。
・1999年9月 第2回学会設立プロジェクトチーム会議開催
クリティカルパス研究会第8回定例会で医療マネジメント学会が1999年6月に遡って設立されることが決定。クリティカルパス研究会は医療マネジメント学会の下で、便宜的に2000年5月まで活動することが決定。



<クリティカルパス研究会の活動実績>
クリティカルパス研究会の活動は次の通りです。
平成10年6月 第1回クリティカルパス研究会 定例会
テーマ:医療経営とクリティカルパスの活用
平成10年8月 ジョセフィン・ディメンゴ氏(クリーブランドクリニックCNS)講演会
テーマ:米国病院でのクリティカルパス作成活用の実際
平成10年9月 第2回クリティカルパス研究会 定例会
テーマ:医療の質とクリティカルパスの活用
平成10年9月 第1回クリティカルパス作成活用研究グループ研究会
テーマ:各病院のクリティカルパスの実際と討論(以後、クリティカルパス作成活用グループの活動は定例会ごとに行うことになったので、分割表示はしない)
平成10年9月 第1回疾患別原価計算研究グループ研究会
テーマ:疾患別原価計算の概要
平成10年11月 第1回チーム医療研究グループ研究会
テーマ:クリティカルパスにおけるアウトカムの設定(1)
平成10年12月 第2回チーム医療研究グループ研究会
テーマ:クリティカルパスにおけるアウトカムの設定(2)
平成10年12月 第3回クリティカルパス研究会 定例会
テーマ:ディジーズマネジメントとEBMとクリティカルパス
平成11年2月 第4回クリティカルパス研究会定例会
テーマ:クリティカルパスと日本版DRG/PPSの実際
平成11年2月 第3回チーム医療研究グループ研究会
テーマ:クリティカルパスにおけるアウトカム設定のまとめ
平成11年2月 第2回疾患別原価計算研究グループ研究会(2月21日)
テーマ:国立長野病院をフィールドにした疾患別原価計算の研究の概要
平成11年4月 第5回クリティカルパス研究会 定例会(4月17日)
テーマ:米国病院視察報告と医療標準化のための薬剤投与パターンの標準化の試み
平成11年6月 クリティカルパス全国研究交流フォーラム(6月5日)
平成11年7月 第6回・第7回合同クリティカルパス研究会定例
※クリティカルパス研究会事務局 渡辺正見
仙台市青葉区中央1-2-3第一ビル603(財)日本総合研究所内
TEL)022-261-7660 FAX)022-261-7661