ご挨拶


 日本医療マネジメント学会が発足して13年目に入りました。学会としては医療の質の向上を求めてこれまで取り組んできたクリティカルパスをはじめ医療安全、医療連携、電子化等々、医療の現場における各種の課題の研究、提案を行って参りました。
 その中で、地域連携クリティカルパスが医療計画に策定されるなど、学会活動が行政にも反映され、広く認知されてまいりました。
 医療界は今後、さらに大きな転換を求められてくることが考えられます。医療に携わる私共がしっかりと現実をみつめ、将来を考えて取り組んでいくことが望まれます。
 主な学会活動としては全国学術総会開催があります。第12回日本医療マネジメント学会学術総会(会長 札幌社会保険総合病院 院長 秦 温信 先生)が2010年6月11日、12日の2日間にわたり札幌コンベンションセンターほかで開催されました。日本全国から医師、看護師、薬剤師等コメディカル、事務、管理者等多職種の多数参加の下にクリティカルパスを中心に、医療安全、医療連携、IT化、医療の質評価等広範な内容について熱心な発表が行われました。
 第13回日本医療マネジメント学会学術総会(会長 市立福知山市民病院 院長 香川 惠造 先生)は2011年6月24日、25日の2日間にわたって京都市勧業館みやこめっせほかでの開催が予定されており、新たな取り組みが進みつつあります。また、地域連携クリティカルパス分科会、医療連携分科会、医療安全分科会、電子化分科会をはじめとした各種分科会やクリティカルパス実践セミナー、医師事務作業補助者等人材育成のための講習会の開催、学会雑誌の年5冊定期的発行、「クリティカルパス最近の進歩」シリーズ等学会編集による書籍や「医療安全」、「イザイ(医療材料)」、「新・医療連携」等雑誌の監修等活発な学会活動が展開されています。さらに各都道府県に支部が設立され、学会活動へ参加しやすくなりました。
 本学会の趣旨と活動にご賛同頂き、よりよい医療マネジメントの開発研究に携わる多くの方の参加をお待ちしております。

特定非営利活動法人日本医療マネジメント学会理事長 宮崎 久義